しょうがない抱えていくか。 怜士の腕をつかんで自分の肩に回す。 「ほら、立って」 「ん。 ・・・なに?」 少し目が覚めたらしく、薄く目が開いた。 雰囲気がいつもから考えられない、ほわほわした感じ。 かわいい。 じゃなくって。 「ベッドで寝ないと」 「ん? あ、なに、新手の襲い方?」 どこまで覚醒しているのか、まだぼんやりした声。 「バカ言ってない」 麗華は空いている手でバシリと怜士の頭を叩く。