麗華は続けて口を開いた。 「結婚しませんか?」 怜士が固まっている。 たぶん驚いた。 一瞬だけ、かすかに瞳を大きくしたから。 頬の辺りに入っていた力が抜けて、口の端がおかしそうに持ち上がる。 「なんで提案形?」 「なんと・・なく?」 どうしてそこを突っ込まれるのかわからないが、麗華は答えた。