Amarosso~深い愛~を召し上がれ♪



「ありがと。
 うわ、コブになってる」
「触るな」


包帯の上から指で触れていると、腕をつかまれた。


「そっとしておくんだ」 


さっきとは打って変わっての怜士の雰囲気。


以前どおり。


麗華の状態が大丈夫だとわかると、ほっとしたように表情を緩めている。


「さっきは悪かった。
 色々と忙しくて」


怜士は言葉を区切った。


何か覚悟を決めたように、表情に強さが宿った。