Amarosso~深い愛~を召し上がれ♪



封筒は数日前に社内便で届いた。


住所も消印もないから、社内の部署からの発信と思われるが、発信部署名もない。


ただ一文のみ。


社内の誰が、何のために。


わからなかったが、フレッドは処分した方がいい気がして、シュレッダーの前に立った。


バリバリと粉砕していくのを見つめる。


後ろから挿入口に封筒が追加される。


フレッドは驚いて後ろを振り返った。


「処分しろって」


ケビンは肩をすくめた。