Amarosso~深い愛~を召し上がれ♪



「どうしましょうか」
「どうする?」


怜士はそこで始めて斜にケビンを見上げた。


これは相当怒っている。


自分から土俵を降りたのだから、どうしようもないだろうと言いたいのだが、言いたく無い上に、麗華の状況に腹が立つらしい。


だったらやっぱり再トライではなかろうか。


ケビンは口を開いた。


その前に怜士が言葉を被せた。


「シュレッダーしとけ」


予想外の言葉にケビンはしばし固まった。