Amarosso~深い愛~を召し上がれ♪



「雑誌で共演。
 モデル。
 モデル業は大学卒業とともに辞めていただろう?
 なぜ、今になってまた?」
「幼馴染の水井の頼みのようです」


あからさまに怜士は嫌な顔をして、またしばらく無言になっていた。


「で、進捗状況は」
「何度か一緒に出かけているとまでは報告があります。
 セックスしたまでの事実は書いてありませんね。
 報告後にそうなっているかもしれませんが」


ケビンはわざと挑発するような言葉を使った。


ふんっと鼻先で笑っている。


でも空気が冷たいんだが。