「どうかな」 美和は柔らかく言うと、麗華の前にチーズの皿を押しやった。 「何とか申請書とか、そんなのばっか。 区に出したり、厚労省に出したり。 こんなので私、子供たちに役立ってんのかな」 「誰か書かなきゃ、補助金もらえないんだし、財源無ければ子供たちのためにならないでしょ」 「うん」 うなずく頭が重く動く。 酔いは回っているようだ。