麗華としてはすぐにでも購入したいが、組織になると時間がかかる。 匠の手伝ってもらいながら書類を整え、通常の購入希望をあげたら、今年度予算に計上していないから無理との一言だ。 だったら予備費の使用願で通そうと、匠の助言で予備費使用願の記入する。 事務長は事なかれ主義、つまり自分ではなるべく責任をとりたくないタイプなのに、理事会にかけて結果を出すこと になった。 しかも理事会で説明するのも押し付けられた。 「どんだけ仕事しないの?」 「そんなもん」 匠は冷めた口調だ。