焼いていると暑いらしく、採り箸を片手に、飲み物を飲んでいる。 怜士はメニューを手にした。 「次、何飲むの?」 「ウーロン茶」 「ああ、ウーロンハイ」 「茶」 ぎろっとにらまれた。 「アルコールの方が肉もおいしいんじゃない?」 「それ、今泉だけ」 「そう? じゃあ、遠慮なく」 怜士は冷酒を頼んで、うまそうに飲んでいる。 同じように頼んでくれたウーロン茶を飲みながら、麗華はなんだか損をしている気分になってきた。