「やりがいあると思うよ。
大変な仕事みたいだけど」
「望むところ」
憮然とやり返すのに、怜士は声を出して笑った。
その笑い純粋に愉快そうだ。
そういう笑顔を引き出せたのと、振ってくれた仕事内容に、麗華も気分が上がってきた。
しかも肉だし。
「あ~、それはまだ」
怜士が箸を付けそうになったのにストップをかける。
麗華はさっきからせっせと焼いていた。
「え?そう?
よさそうじゃない?」
「いくら肉食だって言っても、それは生すぎ」
「そういう肉食じゃないけど」
「おんなじ」
それ以上突っ込むと品が無さ過ぎなので、黙っておく。
こうして世話してもらうのも悪くないし。

