こちらの仕事がもう少し落ち着けば、週末に誘いがかけられるのだが。
大体において、体関係ができると多くは彼女面をし始めるのだが、麗華にはその素振りが全くない。
反対にあくまでも同級生の関係に固執していて、そこから出てこようとしない。
水面下で麗華に見合い話が進んでいるらしいし。
不安と不満で、よけいに刻んでおきたいと思う。
時間的余裕も精神的余裕もこちらにはあまりないのだ。
だけど隙がないだけに、攻めあぐねる。
少しずつ堀を埋めていくしかないな。
怜士は今日、言おうと思っていたことを早々に切り出した。

