「わかった。 Mr.D」 「・・・・しばくよ。 ベッドの中で」 「遠慮しとく」 「そう? 残念」 本当に。 思わず、嘆息する。 麗華が実家住まいということもあり、夜遅くまで引き止めることができない。 いつも食事をして、送って、おしまいだ。 この人、うまく嘘をついて泊まるなんて器用なこと、出来なさそうだし。 まだ赤い横顔を見下ろす。