Amarosso~深い愛~を召し上がれ♪



「だから、あなたにプロポーズしたんだけど?」


麗華はぐっとくちびるをひきしめた。


それを言われたら弱いじゃないか。


押し黙ると怒っているようなまなざしを道路に落として、ずんずんと進んでいく。


怜士は軽くため息をついた。


「高等部の時の事。
 後悔している」


麗華には、何の事かわかって、血の気が引いた。


今更そんなこと言うのは、ひどすぎる。


寝なければ、こっちはこんなに長く引きずらなかったのに。


「自分の見通す力のなさに腹が立つし、自分の甘さに腹が立つ。
 見事にアイーシャに騙された」


麗華は理解しようと必死だった。