良太ごめんね

私は複雑な気持ちで海翔の事考えていた。
シャワーを浴びテレビを観ながら、缶ビールを開け、私って今何やってるの?

既婚者の海翔と寝る為に、夜の世界辞めたんじゃない!
良太の為に私自身の為に辞めたんだ!
なのに何も変わっちゃいない。
結局良太を傷つけ、良太を悲しい思いにさせて、何やってるの?

自分の馬鹿さかげんに自分に腹が立って来た。
よし!  
海翔と離れて引っ越そう。
飲んでいた空き缶を握り締め決意をした。