ぎゅうぎゅうぎゅう
ぎゅうぎゅう
んーでられない。
なんかあったかい通り越して
蒸し暑いです。
かるく汗でてる。
あーはやくしないとドア閉まっちゃう。
とおりゃ
ぎゅうぎゅう
だめだ。
むーこんちくしょう。
「おいっ。」
とっこの混雑で困っていると、
私より何センチmも背が高い人が
現れた。
「えっ」
「行くぞ。」
ぐいっ
「うわっ」
現れたのはぺーた君だった。
現れたと思ったら腕を掴まれてずんずん
ドアの外へ進んでく。
私でも1歩も動けなかったのに。
なんかちっこいって不便。
でも…
掴まれた手首がじんわり熱い。
びっくりしてどきどきが止まらない。
どきどきの胸の音ぺーた君に聞こえて
ないかな。
手首を掴まれてる時の時間が
スローモーションのように感じた。
ゆっくりと特別な時間。

