私はぺーた君のことがちょっと
気になる………いや
また気になり始めたって言った方がいいかも。
でも好きなのかはわかんない。
好きがなんなのかがわかんないもん。
たぶん、友達に言われるまで
わかんないんだろうな。
私は2年くらい前はぺーた君の
ことが好きだった。
でも、ぺーた君には
好きな人がいたの。
それは、その時とても仲が良かった
ニコリちゃん。
ニコリちゃんもぺーた君のことが
好きだった。
私がニコリちゃんにぺーた君が
好きなことを相談しようとしたら………
先に相談をされてしまった。
私は相談を受けてぺーた君のこと
を言えなくなってしまった。
だって負けた気分になったから
………。
「がんばって!応援するしな。」
私は思ってもいない言葉をかけて
ぺーた君の思いを閉じ込めた。