それからが始まりだった。
私はあの口実をぺーた君を
やった。
私は思い切ってグーで軽くぽこっと
ぺーた君の頭を叩いた。
「いってぇ」
そう言いながらぺーた君は頭を
手で抑えた。
私はびっくりして声が震えた。
「いっいつもの仕返し!」
私は緊張して俯いてしまった。
でもぺーた君が気になって
ゆっくり顔をあげた。
するとぺーた君は満面の笑みで
ニッコリと笑っていた。
私は目を見開いて固まってしまった。
すると後ろから友達に
「おお。ピンクのオーラがでてますよ、
お2人さん。」
なんてからかわれた。
私は一気に顔が熱くなるのがわかった。
「そんなんちゃうもん!」
また可愛くないことを言ってしまった。
ぺーた君の前なのに。
するとぺーた君は
「また明日。じゃあ。」
そう言うとぺーた君は行って
しまった。

