君に贈りたい




学芸会にむけての音楽の授業が
終わって教室へ友達と帰ろうと廊下を
歩いていると。


後ろからあの人の声が聞こえた。


「あはははは。」


ぺーた君だ。
なにやらゲームの話で盛り上がっていた。


私は思わず立ち止まってしまった。

ドキドキする。

もう1度あの時みたいに話し掛けて
くれるかもと期待をしてしまった。


「どうしたん?ゆーちゃん。」

「ううん。あっごめんちょっと先に
教室に行ってて。」


そんな会話を友達としていると
あっさりとぺーた君は通りすぎて
行った。


期待してた私がバカだった。

当たり前だよね。


そして私は1人、早歩きで
ぺーた君を抜かして私の教室に
続く階段へとのぼろうとしたとき…