君に贈りたい



10月。


私は最近、

毎年こうれいの学芸会の練習をしている。


今年は音楽を発表するの。


えへへ。なんか楽器触るの親切。



今日は学芸会にむけての音楽の授業が
2時間あった。


全クラスで集まって音楽室で
練習するということだった。



集まったときには当たり前に
ぺーた君はいた。


あれから。


私とぺーた君はそこまで
話さなくなった。


必要最低限の言葉だけをかわす。


「おはよう。」 「うん。おはよう。」


「バイバイ。」 「うん。バイバイ。」



ただそれだけ。


うんそれだけ。


吹っ切れたを聞かれるとそうなのか
私もわかんない。


あの2年前の恋から私は好きが
わかんなくなった。


うーん。もしかすると心のどっかで
好きを恐れて隠しているのかもしれない。


ただ、ズキリと胸がいたむ。


これはなーに?