ほんで、また、家族びいきや。




紛失のやりとり聞いとった番濡雌さんが朝礼で社長に、





「あまりに紛失が多すぎる。管理体制を整えなあかんと思う。お母ちゃんも歳やし、ちゃんとせなあかん。出荷かて榊さんが商品見てせなあかん。榊さんが忙しいなら、付属の手配ぐらい手伝ってもええし。お母ちゃん一人が大変や。」






って、泣きついた。




ほんで、社長の答えは、





「分かった。ほんなら、出荷は榊さんがやるってことで。管理は、商品ごとにナンバー付けたらええんとちゃうか。」







はいっ!



うちの意見なんかまるで聞かず、意思を無視して、うちの負担が増えることが決定~~!!!!!





つかさ、番濡雌さんのゆっとること、意味分からんわ。



Chapter227で決めたことすら実行しとらんお前らが何をほざいとるかと。






紛失はお前らのせい。


出荷はお前らの担当。


付属手配管理もお前らの担当。





それをうちが手伝ってやってんねん。







つか、前に襷苳さんが家庭の関係で不在しがちな時に、




「襷苳さんは、今までやってきたってゆープライドが高いから、任せよな。」




って、ゆったんもお前らやんな。








それを今更、自分らの不都合があったからって、うちに丸投げ押し付け?







それはな、管理体制を整えるんやない。



うちに責任を擦り付けようとしとるだけや。