俺は彼女を後ろから抱きしめた

「ばぁ~か、冗談だよ!俺はお前の事離す気なんかねぇよ!お前の事迷惑なんかじゃねぇよ!だから・・だから別れるなんて言うんじゃねぇよ!」

「でも、でもっ・・後、一ヶ月しか生きられないんだよ!入院しても助からないんだよ!それでもっ・・・」

「あぁ!それでもお前を離さねぇ」

「あ・・りが・・とう・・」

そう言いながら彼女は泣きじゃくった。