「はぁー、やることなくなった~」 頭に手を組んでぶらぶら歩く。 誰もいない廊下にアタシの足音だけが響いて、ちょっぴり不気味。 お化けが出ちゃったりして。 ……と、変な妄想をしてみる。 まあ、アタシは霊感なんてものは一ミリもないから、関係ない。 ……たぶん。 出てきたところで回れ右すればいい話だし。 それに、ここは城跡とか、基地とか、戦地とか、そんな所じゃないだろうし。 そもそも、お化け出るかわからないし! ……怖くなってきた。 早く三人が撮影しているスタジオに戻ろう。