家出少女の拾われ先はテレビの中の人達でした。


「言った」


嶺君の言葉に、嫺君がキッパリと言い捨てた。


「まずいことっつーか、篠原さんに迷惑がかかると思うし……」


嫺君の言葉に、奏ちゃんが付け加える。


「それに、年頃の男ん中に女子一人入れるのか?」


嫺君が眉をひそめて言う。

え?まずいことってそれ?

アタシのことを気遣って……?

アタシは、嫺君の意外な言葉に驚きを隠せなかった。


「あ、でも、そこんとこは、しっかりするよ?しかも、ずっとって訳じゃないだろうし」


「……ま、そうだな」


「じゃあ、とりあえず今夜は泊まるっつーことで」


話を進める三人を、ただただアタシは見ていた。

……というか、思考回路が停止していた。

と、言った方が正解かな?

だって信じらんないでしょ?!

wishの家に泊まるとか!