「言った」
嶺君の言葉に、嫺君がキッパリと言い捨てた。
「まずいことっつーか、篠原さんに迷惑がかかると思うし……」
嫺君の言葉に、奏ちゃんが付け加える。
「それに、年頃の男ん中に女子一人入れるのか?」
嫺君が眉をひそめて言う。
え?まずいことってそれ?
アタシのことを気遣って……?
アタシは、嫺君の意外な言葉に驚きを隠せなかった。
「あ、でも、そこんとこは、しっかりするよ?しかも、ずっとって訳じゃないだろうし」
「……ま、そうだな」
「じゃあ、とりあえず今夜は泊まるっつーことで」
話を進める三人を、ただただアタシは見ていた。
……というか、思考回路が停止していた。
と、言った方が正解かな?
だって信じらんないでしょ?!
wishの家に泊まるとか!


