家出少女の拾われ先はテレビの中の人達でした。


「嶺、何言ってんだ?」


嫺君が、落ち着いた声で言う。

その声色には、微かな怒りが感じられた。

そりゃそうだ……


「住む所なくなったんだろ?だから、じゃあ、俺んち泊まる?って……

なんかまずいこと言った?」


嶺君は、なんの悪気もなく言った。

多少、アタフタしてるけど……