「は?!」 嫺君は、驚きを隠せない様子で立ち上がる。 「ズズズ───……ゴホッゴホッ!」 奏ちゃんは、落ち着きを取り戻そうとしてお茶を飲んだが、落ち着けるはずがなく、むせた。 え? アタシ? アタシは………… ピクッ──ピクッ──…… 硬直?失神?気絶? 魂が身体から抜け出した? よく分かんないけど、そんなかんじ。 手の力が抜けたのか、手に持っていたタオルが床に落ちた。 とにかく、今の状況が理解できていない。