「まぁ、あんま気にすんな。どーせあとで分かるから」 至近距離で大人びた笑みを浮かべた後、カプリとあたしの耳を甘噛み。 ……ってコラ、ちょっと待ちんしゃい。 「な、何いきなり噛んでんの!?」 「ん~? なんか急に食べたくなって」 ふにゃっと可愛らしく笑ってんじゃねー! マジで心臓飛び出るかと思ったわ!! 「ったくもー…。この万年発情期」 「ははっ。誉め言葉として受け取っとくわ」 くそう。なんて爽やかなんだ。 憎めないから余計に腹立つ。