大原くんから連絡が来ていた。

『試験勉強、いつ一緒にする?』

あ、そうだ。卒論もだけど、資格試験の勉強もあるんだよね。
卒論に必死で資格の勉強が全然進んでいない。

『そうだね…バイトの前の時間とか?それならフードコートでやったりとかは?』

私はそう返した。
すると今見ているのかすぐに返事が来た。

『それいいかも。お互いのバイトの時間見て決めるか。勉強進んでる?笑』

あ、大原くんには勉強進んでないのがバレてる…?笑

『全く!笑 というか、難しくて…私の頭じゃ無理だよ…。』

『大丈夫だって!笑 あの〇〇高校卒業してるんだから自信持って!それに、俺がいるから。頑張ろう。』

そう言ってもらえるのは本当に心強い。

明後日のバイトが夕方からあるから、昼から夕方まで一緒に勉強をすることになった。

彼氏と彼女になって、特に変わったことはなく、今まで通りの連絡。