「お姉さん、お仕事探してたりしない?お姉さんかわいいから稼げるよ。おこづかい欲しいでしょ?少しだけ、ね?とりあえずお話しない?」

ありきたりのこの誘い。

今まで相手にすらしてなかった。

でも実はそのときすでに
彼と別れてバイトもしてなくて
寂しさのあまりすでにキャバクラで働いていた。

ただ容姿端麗ではないキャバクラでは稼げるはずもなかった。

「キャバクラで働いてるんで。大丈夫です。」

そんな私の言葉にその彼はすかさず。

「キャバクラとか稼げなくない?お姉さんスタイルいいし、ちょっと服の上から触らせるだけ、それだけで全然キャバクラより良いお給料あげられるよ。」

そう、確かに容姿端麗ではないが、胸はGカップ。ウエストは細く、風俗に誘われることは多かった。

「風俗はやる気ないんで。」

夜の業界の香りがぷんぷんするそのお兄さんはきっと私の心の揺れを感じとっていた。

「風俗じゃないよ、服脱がなくていいし、エッチもしなくていいよ。分かった!じゃあ時給…」

お兄さんはキャバクラの倍の額を提示。

全然稼げていなかった私には喉から手が出るほど欲しい額だった。

そう、親に内緒でエステに通っていた私はローンが残っていたのだ。

「よし、決まり!今日から来れる?とりあえず体験おいで!」

結局私はついていくことにした。