「で、どうすんだ」

咲夜が隣にいるライをちらりと見る


「...........強行突破すればいいだろ」

「......ただの女子寮に入りたい変態と変わらないと思うけどね」

「............」


爽馬の鋭い指摘にライは黙った


「んー、普通にエントランスの人に頼むしかないね。受付の人もこっちに気がついてるみたいよ」


そう言って結斗は受付カウンターを見た


こちらをチラチラと気にする受付嬢


「交渉するか......」


そう言って受付カウンターに向かったのは、ライだった