二人の会話から、景の他にまだ市河の友達がいることを察した麻依は、戸惑いながらも
「あ、ごめんね私引き止めちゃって。お友達待たせてるなら行って?」
と小さい声で言った
「小椋.....」
小椋さん.....
彼女の表情はとても寂しそうだ
「あっ、じゃあ」
市河がハッとして提案する
「こっちきて一緒に食わない?他の奴らもいるんだけど、良い奴らだし、きっと小椋を歓迎するよ」
「う、うん!是非おいでよ!」
景としてはもちろん大歓迎である
麻依が遠慮しないようになるべく笑顔で頷くと、麻依はすこし考えた後
「じゃあ.....」
と頷いた
こうして彼らは3人で、結斗や爽馬のところへと歩いていった



