まじかーーーー!!!!
咲夜の心の中を文字にするとこんな感じである
固まって景を見る3人を、本人は順繰りに見た
「だって、私が起きたら皆話やめちゃうと思ったから。最後まで聞こうと思って、ね」
「もっともだ」
咲夜が笑顔を引きつらせて呟くと、景はごめんね、と手を合わせた
「お前悪魔だな」
額を片手で押さえながらライがボソリ言う
爽馬は相変わらず無表情で、極めてどうでも良さそうであるが
「それよりも、ね」
「は?」
景はソファから立ち上がり階段の方へと歩いて行くと、それの前で立ち止まった
「結斗も、盗み聞きはよくないよ?」
そう言ったのである



