咲夜も爽馬に続いて腰を下ろし、2人は静かに目を瞑る


「こういう昼寝も、なんかいーもんだな」

「ん」


爽馬の素っ気ない返事を聞きながら、咲夜はそっと目を開いた

ライや結斗が帰ってきたら、そのときはそのときだ

一緒に昼寝しよーぜ、って誘うか

景を起こすなよ、って


咲夜は横を向いて頭をソファにもたれさせ

自分の目の先で横になって眠る景の頭をそっと撫でた


「なぁ爽馬、今日の生徒会の話、景やライには言うか?」

「生徒会に追われている景本人が知らないって言うのも、逆に危ない気がするけど、どうだろうね」

「だよな」