まるで自分たちや景を困った子供のように言うマナ


マナの一つ一つの言動にはイラついてばかりだが、彼女の言うことはいつも間違ってはいない


教師として。



しばらくして、景が湯気の立つ焼きそばを2皿持ってキッチンから出てきた


「おまたせ。急いで持ってきたからあんまり具材は入ってないけど、食べて」


「ありがとう、景ちゃん」

「悪いな、景」


申し訳なさそうに、しかしどこか嬉しそうにお礼を言う結斗と咲夜


「うん、もう三つ持ってくるから」


景はテーブルにお皿を置くと、またキッチンへ戻って器用に3皿持ってきた


「私の分まであるのね。ありがとう」

正直にお礼を言うマナ


「......いえ、早く食べてください。先生も、お腹空いてるんじゃないですか?」