春の日差し

ヒトが来てないことは一目瞭然だった。



階段には、埃が一面につもっていたのだ。




埃を払い、階段に座り込む。





教科書や筆箱などを、近くに置き、ため息をついた。




「ひどい1日だよ。ほんともー」



筆箱さえ忘れなければ、ハルヒに出くわすこともなかったのに。





そんなこと言ったって、しょうがないけれど。




まだ、胸が鳴り止まない。





「告白、したっていうのかなぁ」





階段についている埃を指で落とす。




埃はふわふわと空気中を彷徨い、やがて下の階段へと落ちていく。