春の日差し

「わーっ…な、泣くなよ!!ごめんって」



ハルヒは私に手を伸ばそうとするが、私はそれをひらりとかわした。




「好きじゃないなら触んないでよ」




今の私は、悲しみよりも憎しみの方が強かった。




少女マンガのヒロインの役は、決まっているの。




必ず、ハッピーエンドになるの。






無情にも、チャイムが鳴る。




授業が始まる合図。



それと同時に、私は正気を取り戻した。