―ポキッ ギュッと瞑ってた目を開くと、数ミリ残ったポッキー。 どうやら少し前で折ってくれたらしい。 ふぅ… 良かったぁ… そう思ってると、雅裕くんが耳元で、 「ここでキスしたら疾風に睨まれるから。」 と、言って離れていった。 ………。 …………。 え…!? っていうか、このシチュエーション。 何処かで見たことが…