「輝…子供か!」 隣でリリアちゃんもそう突っ込んでいた。 そのまま壇上に上がった4人は私と同じ制服を着ていた。 でも、知らない人たち。 咲ちゃんも輝も日向くんも、私の知っているその人たちとは少し違う。 「やっぱりバスケ部4人は仲良いね。」 「咲ちゃん、すごく楽しそう。」 別世界の人だった。 雰囲気も、何もかも違う人だと思えた。 …少し、胸が痛かった。