というわけで、荷物をまとめて、掃除しやすいように端に置いて、海の用意を持って部屋を出た。 今度はちゃんと眼鏡をかけて。 「湊ー、輝ー、来たよ!」 咲ちゃんがドアをノックしつつ叫んだ。 それに、日向くんが出迎えてくれた。 「意外と早かったな。咲、荷物そんだけ?忘れ物ない?」 「ちゃんと愛歌と確認したから大丈夫!お邪魔しまーす!」