「あら、久しぶりじゃない。どうしたの?そんなに走って。お嬢様にはあるまじき、ね。」 「麗華さん、あの!部屋を貸してくださいませんか?歌を、歌いたいんです、今すぐに!」 いきなり押しかけて、ろくに挨拶もせずにこのお願い。 常識はずれにも程があるのは分かってる。