うん、それでこそ輝だ。 私の好きな輝だ。 「咲ちゃん、日向くん。 輝、帰っちゃったし、私も帰る。 今日はありがとう。 デート、楽しんでね?」 話が聞こえていたのかもしれない。 何も聞かれずに、咲ちゃんたちと別れた。