「不思議?」 「何て言うんだろ…。 押しが強いけど、配慮してる、みたいな。…あと、好みが変!」 「輝くんのことそんなこと言うなんてね。…この学校の人気者なのにね。」 そう言って、今度はお淑やかに笑った。 「人気者はよく分かる! かっこいいし、明るいし、優しいし、その上バスケ部のエースなんでしょ? 凄いよね…」