こんなにも好きなのにね… 色んな思いがめぐってきて、何だか急に怖くなった。 自分が、怖くなった。 何で今、私がここにいるんだろうって… 私さえいなかったら、優斗は生きてた… 生きてたのに… そしたら由樹くんとも出会わなかった。 由樹くんが辛い思いをせずにすんだ。 私さえ… 私さえいなかったら… 身体全身に寒気がして、堪らなく恐ろしくなった。