―真白side




あの日から何日か経った。




あの日とはもちろん、由樹くんに告白された日のことで…




本気かどうかわからない。




そんなこと言ったら失礼だよね。




けど、誰かを好きになることが怖い。




それに、由樹くんのことをそんな風に見たことないから、わからないよ…




ドキドキした、とか、迷惑、とか、そういう気持ちなんてなかった。




ただ…




戸惑ったんだ…




怖かったんだ…