―真白side 机をじっと見ている由樹くんを不思議に思ってたら、ノートが… そう、あの歌詞を書いてから、何かと思ったことを詩にすることが多くなった。 詩にすると、何だか気持ちが少し楽になる。 けど、たまに苦しくなる。 やっぱり、まだ好きだから… 私は出しっぱなしのノートを片付け、リビングに行く前に写真立てを伏せた。 何となく… 何かが怖かったんだ―…