心配をかけないように送ったんだよ?




なのに…




何で!!?




「由樹…有難う。私、由樹のこと信じてるよ。」




由樹の言葉に不安はどこかに飛んでいってしまった。




必死に走って来てくれたんだ…




けど…




「お兄ちゃん…私、心配しないでって送ったよね…?」




由樹の腕から離れ、私はお兄ちゃんに言った。




「沈んでる時にあんなメールがきたら逆に不安になるんだよ!!」




そして今度はお兄ちゃんに抱き締められた。




お兄ちゃん…




それから私は、なんでここに来たか2人に話した。