「葵ちゃんってさ…朔斗くんと付き合ってから何日目にキスしたの…?」




「ん゛…!?」




お菓子を食べていた葵ちゃんは、まさかこんな質問をされると思っていなかったのか、ビックリしてむせかえってしまった。




「葵ちゃん大丈夫…!?」




「う、うん…;」




落ち着いた葵ちゃんをじっと見た。




「付き合ってからは…その日かな。」




付き合ってから“は”その日って…




「付き合ってからはって!?」




そう聞くと少し答えにくそうに言った。




何日目とかすでに頭になかった。