反射的に返事をした瞬間、お兄ちゃんに抱き締められた。 あ… 肩が震えてる… お兄ちゃん… 「お兄ちゃん、有難う。大好き…っ」 段々、目元が熱くなってきた。 お兄ちゃんはずっと心配しててくれたんだよね。 優斗と私のこと… そしてお兄ちゃんは私から離れ、由樹くんに言った。 「絶対に真白より先に死ぬな!!守り抜け!何があっても!泣かせるな!約束だ!」 真剣さが、凄く伝わってくる。 「はい!絶対に約束します!!」