「けどね…雪は大好きだけど、雪を見ると凄く辛いんだ…寂しくなるんだ…」 たくさんの愛しい思い出がある。 けど… だからこそ優斗を思い出しちゃって、辛くて…寂しいんだ… 「もし、優斗に出会ってなかったら…優斗は今、生きてた。由樹くんたちにも出会えなかった。」 きっと皆、笑ってた。 「そうだったら良かったのにって思ってた。」 けど… 「そう考える自分が嫌になった。」