それから、しばらく歩くと、目的地の星稜高校にたどり着いた。 『うわぁ、すっごーい........』 豪華な門に、そこから校舎へと続くレンガの道。その周りに咲く綺麗な花々。 今更ながら、私立の凄さを知った。 「校舎も、スッゲー広いぞ〜。静久、迷子にならねーよーにしろよー」 リョウ兄が、嫌味ったらしく言う。 『だ、大丈夫だよ!........多分』 「多分って、やっぱ自信ねーんじゃん」 ウケるとか、言ってるリョウ兄。 一人でウケとけ!! 「あ、そーいえば。静久、寮生活大丈夫なのか?」