土方side

山崎「副長。」

土方「なんだ」

また何か事件でもあったのか。

俺はいつも通り筆を持ち仕事をしながら話を聞こうとした

山崎「真紀が逃げ出しました」

土方「はぁっ?」


((バタバタバタバタッ))

原田「土方さん!!」

斎藤「副長っ!」

沖田「豊玉さん!!」

土方「総司いいいい!!!!」

ったく、なんだよ!



斎藤「それが、先日から白里の姿を見かけないのです」

そのことか。

土方「その件ならさっき山崎から聞いた。」

原田「真紀ちゃん、逃げたしたのか...」

沖田「無理ないんじゃない?僕たちのこと何も知らなかったみたいだし」

斎藤「とにかく探した方が良いかと」

土方「そうだな...。じゃあ山崎、真紀の姿を見つけたらすぐに俺に連絡してくれ」

山崎「分かりました」


やばいな...何も起こらなければいいが。

沖田「蒼馬ってやつも気になるよね」

蒼馬?なんだそれ、聞いてないぞ


沖田「あれ、みんな会ってなかったの?」

土方「初耳だぞ!!」

沖田「僕、四国屋事件の時にその人と会ったんだけどその人、真紀ちゃんのことすごく欲しがってたよ」

総司は目を細めた

沖田「真紀ちゃんには特別な力があるんだって。蒼馬だけしか真紀ちゃんの目は青色にしか見えないらしいんだけど、その真紀ちゃんとの子供にはもっとすごい力を持ってるみたい」

斎藤「なっ!」

原田「子供?!」

土方「だから真紀を狙ってるってことか...」

なんでお前はそう大事な事を伝え忘れるんだ!!